スペイン留学『私たちは皆、子供だった』Día 11
皆さんこんにちは。
スペイン留学中の小町です。
今日は、スペイン語を勉強中ということで新しいボキャブラリー(語彙力)の増やし方に挑戦しようと、本屋さん(リブレリア)に行きました。
海外に来て本屋に入ったのはこれが初めてです。なので全く欲しい本の探し方がわからなかったので、片言のスペイン語で店員さんに聞きました。
流石店員さんすぐに持ってきてくれました。
私が今回勉強に選んだのは、フランス人の小説家、サン=テグジュペリが書いた『星の王子様(El Pricipito) 』です。
この作品を知っている方も多いと思いますが今日はこの作品の魅力をお伝えしたと思います。
私もこの作品の日本語訳版を何度か読みました。スペインに持っていこうか、とても悩みましたが荷物の重量オーバーで断念。
しかしながら、せっかくなのでこっちでスペイン語版を買い、自分で翻訳しながら読んだら勉強にもなるしいいんじゃない?と思い行動に移しました。
私がこの本をチョイスしたのも理由があり、単に好きだからというのもあるのですが、星の王子さまは、私を初心に戻してくれるパワーを持っているからです。
この本を読んだことがある方はご存じだと思いますが、作中に登場する王子様の魅力は、個人的な意見かもしれませんが、あの子供らしさではないでしょうか。
そんな『星の王子様』のグサッとくる名言集をいくつか紹介します。
・ものごとは、心で見なくてはよく見えない。一番大切なことは、目に見えない。
家族や友達との愛や絆は目に見えませんが、愛や絆を育ててきた時間が存在する。その時間を大切にしようと私は受け取っています。
・子どもたちだけが、自分が何を探しているか知っているんだね。
子供たちはその純粋さゆえに、自分の欲しいものも、なりたいものも、やりたいことも知っているんです。しかし大人たちは言い訳を知ってしまっています。
誰もだめだと言っていないのに体裁が邪魔をするんです。
だけど本当のことは自分が必ず知っています、初心を思い出してシンプルに考えましょう。
・人間たちは、急行列車に乗り込むけれど、自分たちが何を探しているのかわかっていない。やたら動き回るだけで、自分たちが堂々巡りをしていることに気づかないんだ。
日本人労働者によくある現状ですよね。生活費、保険代、年金、ローンとお金に追われる生活を送り、ストレスを溜めながらする貯金。
働きすぎているのに使わないから、働いている意味が分からなくなっている人が多いのではないでしょうか。
名言の紹介はここまでにしますが、この三つだけでも心にグサッと来た人は多いのではないでしょうか。
作者のサンテグジュペリは言っています。
おとなは、だれも、はじめは子供だった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。
本当にこの通りですよね。
人生を楽しためにはとても重要なことです。
私も何か問題にぶつかったときは、よく思い出すようにしています。
人生はシンプルです。難しく考えているのは自分なので、もっと重荷を下ろして考えてみてください。
今回は留学に全く関係のない内容でしたが最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんも一度は『星の王子様』を読んでみてください。
それでは今日も良い一日をお過ごしください。